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2017.05.30 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

鬼柳鬼剣舞 一番庭 @ 鬼の館芸能公演

さて本日は、鬼の館芸能公演から鬼柳鬼剣舞さんで一番庭です。

一番庭は礼舞とも称し、白面を先頭に八人踊りで、全演目の基本的要素が入った踊りということです。

オカドの寄せから庭入りし、左手は剣舞差しの刀の柄を握り、右手には開扇をとって引き念仏と掃き念仏で緩やかに踊る。



拍子変わって扇を回しながら大きく踊る、この辺は一番庭の華やかな部分で、掛け声も一段と高くなり勇壮さが増して、正に鬼剣舞の本領といったところです。

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鬼の館での鬼剣舞公演は外の舞台が本来のものですが、この日は芝生のコンディションが悪いため中での公演となりましたが、間近で12人舞をみると、かなり迫力があり、鬼たちの荒々しい息遣いまで聞こえてきて、これも良しとするところです。

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動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.05.30 |

2017.05.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

鬼柳鬼剣舞 一人加護 @鬼の館芸能公演

さて、本日は昨日行われました北上市立鬼の館の定期芸能公演から鬼柳鬼剣舞です。
鬼の館では、今年1年の毎月公演についてそれぞれテーマを設けて構成しているとのことで、5月は「さなぶり~豊作祈願」ということなそうす。

ということで、まずは鬼柳鬼剣舞さんの由来について当日パンフレットより

「昭和16年、岩崎鬼剣舞の流れをくむ長沼鬼剣舞の経験者で、鬼柳町六軒地区に婿入した菅原悌氏を中心に「六軒鬼剣舞」として発足しました。昭和26年に岩崎鬼剣舞の指導を受け、昭和29年には「鬼柳鬼剣舞」と改称し、平成4年に秘伝書を伝授されました。伝承されている六軒地区には明治時代の作と見られる面が伝承されており、岩崎に隣接しているため早くから踊組ないし踊手がいたのではないかとも推測されています。」

ということです。

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鬼柳鬼剣舞では、少年組の育成にも力を入れているとのことです。
この日の出演メンバーも、一軍、め組(女性のみのグループ)、少年団からの選抜のようでした。

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さて最初は一人加護です。
別名を一人偉者とも称され、四方に反閇で踏み鎮めて五穀豊穣・悪霊退散を祈祷する舞ともいわれています。
寄せに続いて白面の舞手が躍り出て跳躍し扇の舞

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続いて抜刀しての刀の舞

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最後に素手の舞となります。
この日の学芸員さんの開設では、この素手の舞の中で米蒔きの所作が入るということでした。
この日のテーマ「さなぶり」に相応しい演目といえます。

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動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.05.29 |

2017.05.28 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

象潟祭典 中橋の車切

さて本日は、秋田県にかほ市象潟町の統一祭典見物から中橋町の囃子屋台です。

中橋の車切と称されるこの風流山車はにかほ市指定無形文化財となっています。

この祭りは、中橋に鎮座する舩着八幡神社の祭礼で、毎年5月第3日曜日に行われているものです。
昨日ブログの熊野神社とは川向に対面していて、海からの関門的な役割を果たしていたのかと思います。



本殿から鳥居までの参道には立砂が置かれています。
神社の伝承によれば、神功皇后が三韓征伐の帰りに時化にあい、象潟の港に漂着した。
その際に由来着御の地には船着八幡、御休息の地には腰掛八幡、遺品の帯石を御神体とする若宮八幡、竜衣の濡れたのを掛けた松の木を記念する袖掛八幡として祀っているとのこと。

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その舩着八幡神社の祭典に町内を廻るのが車切と呼ばれる囃子屋台です。

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中橋の車切について「秋田民俗芸能アーカイブス」から引用すると

「車切の始まりの年代は不明とされるが、起源としては、昔修験者が山中修行の時に魔物につかれないために奏でたものが発展したといわれ、車切は遮ることだという。中橋の車切は中橋八幡神社の祭礼によるとされるが、塩越総鎮守である熊野神社祭礼も同時におこなわれることから、塩越地区を巡行して演じられている。屋台の運行は大人が引くが演じるひとは子どもとされている。中橋の八幡神社から出て、また神社にもどり納める。車切は単独で屋台を引き回すが、屋台には囃子方と踊り人が乗り、巡行中に各家々の前に屋台正面を向けて演舞される。」
とあります。

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確かにこの踊り屋台は一軒一軒に屋台の鼻を向けて囃子と踊りを披露して歩いていました。
殊に趣があるのは、この屋台の曳き廻しです。
小さいながらも10人近い子供たちを乗せた屋台を右に左にと曳き廻すので、梶棒や綱を操る技術が必要と思われますが、それが祭り組の伝承に委ねられているのだろうと思いました。

惜しむらくは、従来は象潟の町中を流して歩いたであろうこの屋台も少子化の影響で中橋地区のみの巡行となってしまったことです。

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動画でどうぞ。

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2017.05.28 |

2017.05.27 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

象潟祭典 神輿と手踊りと

さて本日は、昨日ブログの続きで、酒田まつりの翌日に訪問した秋田県にかほ市の象潟祭典の模様です。

今回の山形秋田遠征の主目的はこの象潟祭典で行われる中橋の車切でしたが、それは明日のブログに掲載することとして
本日はその前段です。

まずは、鳥海山です。この前日から酒田まつりを観るためにこの鳥海山をグルっと一周しました。
この地方の信仰を集めたことは想像に難くないです。それほど秀麗で壮観です。



さて、象潟祭典とはこの象潟町の神社祭礼を同じ日に行ういわゆる統一祭典の行事で、例年5月の第3土日曜日に行われるものです。
この日も、町内のそちらこちらの神社町内で注連縄や紅白幕が張られて町全体が祭り一色といった感じでした。

その中でも中心となっているのが塩越に鎮座する熊野神社の祭礼です。

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数百メートル先には日本海が接しているこの神社は、様々な要素でこの地域の信仰の中心だったと思えます。

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その一端を垣間見ることができるのが神輿巡幸に供奉する若衆です。
家々を祓って進む際も声を荒げて神様が巡幸なされることをふれながら進みます。

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閑話休題 熊野神社の御巡幸だけに、烏もお供をしています。微笑ましい風景です。

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ここは祭りの頭屋にあたる家です。
頭屋や統人制度は、秋田の祭礼行事では確認すべき事項ですが、こちらの当屋では杉の葉を門柱に巻く形態で、昔からの伝承を繋いでいました。

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さて、神様が集落をまぶりに行った後は祭りの町内見物です。

神輿に供奉するのはその年の当番町内が趣向をこらして出すようです。
今年は妙見町内の番で、秋田名物の手踊りでした。

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動画でどうぞ。

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2017.05.27 |

2017.05.26 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

酒田まつり 山車行列と獅子パックン

さて本日は、5月20日に訪問した酒田まつりです。

この祭りは、酒田市の中心部に鎮座する、上日枝神社と下日枝神社の例大祭で、山王祭として、慶長14年(1609)から続く祭りで、酒田大火復興記念となった昭和54年から「酒田まつり」として開催しているとのことです。




前日の宵宮では招待芸能の秋田竿燈や土崎神明社の山車なども出たようです。

この日の本祭は、下日枝神社を出発した神輿行列が上日枝神社への巡幸に供奉する練り行列が祭典化したもので、山車と大獅子が見ものとなっています。

これは稚児行列が山車となった感じです。

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供奉する獅子です。
これが巨大化したものが行列の最後に出てきます。

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小学校の獅子ダンス 獅子カスタネットがよくできていました

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酒田は北前船の寄港地として栄えたので、豪商が沢山勢力を誇っていました。
花街も栄えていたので、酒田舞妓も沢山いたという訳ですが、これは酒田花魁道中の再現なそうです。

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各町内の山車の他に、幼稚園、小学校、中学校、高校が山車を出しているのが特徴でしょうか。
これなら人出がたくさん集まるというものです。

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さて、大獅子です。
全長10mぐらいの大獅子が4基出てきます。

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こちらでは「獅子パックン」と呼ばれていて、口の中に子どもを入れてパックンするとご利益があるということで、次々と親が子どもを獅子の口の中に。

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ところで、この祭りでは昭和レトロなデパート「マリーン5清水屋」を中心に東西通路に沢山の露店が立ち並びます。
100軒ぐらいはあったかと思います。

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動画でどうぞ。



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2017.05.26 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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