2014.04.13 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

大物忌神社大御幣祭⑥ 倶舎、太平楽

本日は蕨岡延年から最後の演目である倶舎と太平楽です。

前曲までの太鼓は神官装束での者が取ってましたが、この演目では白い単衣に黒袴を着た別当のような感じです。
舞楽から神楽へ推移していく感じがします。

なので、倶舎が扇で舞う下舞だとしたら太平楽は刀を取っての太刀御神楽とでもいえる感じです。

蕨岡修験については神田より子氏の研究「山形県鳥海山蕨岡修験の宗教民俗学的研究」に詳しく調査研究がなされています。

太鼓を打っているのは鳥海尚覚氏で、蕨岡修験の家系(玉泉坊)のようです。



扇を収めると平手で舞います。

DSC08630.jpg

その後、刀を取っての太平楽になります。
山形県内の舞楽で太平楽というと、いかめしい甲冑姿で舞う姿が印象的ですが、ことらでは烏帽子に貫頭衣という楽人の装束のままです。

DSC08634_20140413075938fd3.jpg

鳥海山の秋田県側には同じく修験集落であった小滝があり小滝番楽を伝えていますが、それと同様に他の登拝口毎に修験集落が信仰にまつわる芸能を残しています。

蕨岡においても同様で、舞楽に神楽の影響が投影されいるものと思われます。

DSC08637_201404130759400ee.jpg


動画でどうぞ。

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2014.04.13 |

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