2013.12.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

綾内神楽 三番叟 @ 石鳩岡神楽交流会

本日は昨日に引き続き綾内神楽さんの三番叟についてです。

その前に、綾内神楽さんの由来については当日のプログラムから

「綾内神楽は大正四年、当時部落にあまりにも火災が多発し思案の末、昆野金蔵・昆野喜―の発案により、水押神楽佐藤熊ノ助・昆野運吉両氏の指導を受け「しんが<」「下舞」「権現舞」をならったのがはじまりである。その後秋葉請中を作つて以来八十年間一度も欠かす事な<、毎年―月十七日を火防祭として各戸を祈祷して参つている。昭和五十六年には師匠石鳩岡神楽より本格指導を頂き、そして昭和六十年には、奥付書の伝を賜り、現在に至っている。」

とあります。


三番叟はもともと翁舞が舞われた後に出てくる「間の狂言」で、翁のもどき役であったのではないかということです。
先に舞われる翁舞では事と次第の説明がないのに対して、三番叟は自らの言葉で「先に舞ったる翁 云々」と翁の紹介をしつつ自らの本地と場に居合わせた観客に対して祝言を述べる、居語りとしての役割だったのではないか。
それが、いつのころからか三番叟は調子もよく面白おかしいので独立した一つの演目として翁以上に上演される機会が多くなって親しまれるようになったのではないか。さらに、三番叟は山伏神楽でも南部神楽でも子供の入門編的な演目となっているため、神楽師であれば誰しも演じた経験があるというわけでより一層欠かせない演目となってきたのではないでしょうか。

幕出しです。

「よしがのに よしがのに 日は照るとも つねに絶えせぬ 鳴る瀧の水」
(山伏神楽での幕出しはここまでです、後半の鶴殿亀殿~が入るのは沿岸部の神楽と南部神楽、そして秋田の番楽等にある)



沙門が終わって早拍子になり飛び跳ねめぐる舞が続く。


DSC02853_20131214170142417.jpg

引き込みは幕を担いで手招きして終わる。

DSC02898.jpg


動画でどうぞ。





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2013.12.14 |

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