富士麓行山細野鹿踊 一番庭
本日は第33回金ケ崎町郷土芸能発表大会から細野鹿躍さんについて。
細野地区と言うのは金ケ崎町の中でも西部地区にあたり、胆沢町から県道37号線に沿って北進した位置にある。
さらに北に行くと千貫石堤があるが、この千貫石は金ケ崎地方の鹿踊の大元になる。
由来について「行山流鹿踊」(及川宏幸氏著)より抜粋
細野鹿踊の系譜は不明とするが、明治末頃に上永沢から伝授された。
系統は衣川古洞⇒胆沢町小山笹間⇒上永沢⇒細野と伝わったと想定される。
昭和32年頃から復活し、昭和54年に再び復活した。
とあります。
獅子頭は角ばった権現頭で特徴的です。
もうひとつのキーポイントは小学生の彼です。右のガワジシを踊っているタイセイ君です。
昨年もこのポジションで踊っていましたが、素晴らしいレギュラーです。
金ケ崎の鹿踊りは三ケ尻が皆白の始まりで北方等を中心に広まったとしていますが、同じような型で伝承されているようです。
細野地区は戸数が少ないにもかかわらず、鹿踊に剣舞等たくさんの芸能が残っているのが結束の固さを示しています。
動画でどうぞ。
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