2013.10.23 | Comments(0) | Trackback(1) | カテゴリ神楽

足立稲田姫神社神楽 獅子和舞

寒いと思ったら今日は霜降でした。台風が二つ近づいてきているので、今週末は天候が思わしくないらしい。

さて、10月13日に見聞した宮城県柴田郡村田町の足立稲田姫神社神楽さんのリポートも本日が最終回となります。

足立稲田姫神社神楽の演目12番の最後は獅子和舞となっている。
伝承の基となった名取の熊野堂神楽や仙台の生出森八幡神楽では12番中ではなく番外の演目となっている。
12座の中に組み入れているのは柴田郡や角田市白石市等の宮城県南地方のみとなっているようです。
このことは千葉雄市氏も指摘していることで、浜の法印神楽でも神楽と獅子舞を分離させていることと関係があるのかもしれません。

最初に二人立ちの獅子が舞い出て舞台を一巡りする。

IMG_2096.jpg

次に太鼓の拍子が変わると獅子取り(獅子あやし)が出てくる。白の上下に赤襷を結び、赤い道化面をつけている。
道化ゆえなのか舞台の欄干に飛び乗って獅子を翻弄したりもする。
その後祭壇で拝礼するかと思いきや、三宝にのった菓子を舞台下にいた子供たちめがけて撒いた。
(子供たちはこれを目当てに集まってきている)

IMG_2100.jpg

その後、獅子が伏せて寝ていると、それにチョッカイを出す仕種をしたりする。

IMG_2107.jpg

最後には腰に結んでいた黄色の紐を取り出して、獅子の首に掛けますが、この辺は伊勢太神楽の影響が見られる。
宮城県内には太神楽の数が4団体(宮城県の民俗芸能(2)記述)しかないことも関係があるのかもしれません。

IMG_2123.jpg

仙台市通町熊野神社神楽では獅子取りが幕入りした後にも獅子が一舞して入るが、ここでは獅子取りが獅子を引き連れて舞い納める形になっている。

IMG_2128.jpg

以上でこの日、13:30から白鳥神社神楽殿で、15:00から稲田姫神社神楽殿で奉納された足立稲田姫神社神楽さんのリポートは終わりますが、色々と質問に答えてくれた佐藤仁徳さんに感謝しつつ、当日見ることのできなかった残り4演目をいつの日か見たいものだという思いとともに終わりたいと思います。

稲田姫神社での奉納を見終えて参道を下ると豊作の稲刈りが終わった田んぼの上空には早や月が見えていました。
日本の典型的な秋祭りに触れたいちにちでした。

IMG_2131.jpg

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2013.10.23 |

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