2013.10.11 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

皿貝法印神楽 所望分 @石巻神楽大会

本日は、第36回石巻桃生牡鹿地方神楽大会から皿貝法印神楽さんの所望分についてです。

その前に、皿貝法印神楽さんの由来について宮城県の民俗芸能1より

「この神楽の由緒によると元和2(1616)年8月、皿貝の修験成就院(本山派)9代久峰重光が京都聖謹院宮入峰の砌り、能を修得し古事記を基として神楽を編み出したものと伝えているが、これは明らかに誰かが権威づけに由来譚を作ったものである。皿貝の法印神楽が何時どこから伝承したものかは不明であるが、桃生十法印のうちに皿貝の中島に良泉院があり、そことの関係があったかも知れない。明治以降に一時廃れかけたが、姫舞を樫崎の榊田法印から、荒舞を橋浦の女川村高橋法印から習得したともいわれる。現在の舞型を見ると桃生神楽系と思料される。神楽本は写本であるが、古い修験文書は現大日孁神社にて所蔵している。
古面が25面、新作とみられるもの6面がある。
皿貝組から他に相伝した神楽組は河北町福地と河南町鹿又といっている。皿貝の伝承者は12人、うち青年は3人であるが全体的に壮年層である。古老からも伝習をしている。現在直ちに演舞できるもの15演目である。
「白露」は陰陽どちらかの舞人に障りあるといって忌み、「荒神」も忌曲としている。
舞台の特色として舞台後方に一段高く楽座を設けている。もとは2尺ほども高くしていたというが、現在でも5寸以上は段を付けていて広さは半間に2間である。本山派であるので胴1つに笛が2管を基準としている。舞台の組材は総桧としている。次の神社祭礼を主として他の招請にも応じている。
旧6 月1 5 日夜 皿貝 大日孁神社
9 月9 日 北上町本地 鹿島神社
旧9月25日 河北町馬鞍 天神社」

とのことです。現代表は佐藤秀平さんです。

演目の所望分はいわゆる土用の由来譚となっております。

春夏秋冬を割り振られて神々をみて、自分の領分はないのかと思いつめる八十萬神



春夏秋冬を司る神々に自分の領分を分け与えよと申し述べるが聞き入れられず。


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ここで、八十萬神と四季の神とで神戦が行われます。

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そこへ天之御中主神が現れ、何事ぞと事の仔細を尋ねます。
そして、春夏秋冬に分け与えていた日数のうち、春夏秋冬それぞれの変わり目に18日ずつ土用に振り分けることを命じてます。

DSC09132.jpg

これによって、四季の移り変わりの中で、春夏秋冬と土用の日が定められ、農耕の指標となったことを祝って千代の御神楽を舞います。


DSC09144_201310120804241fe.jpg


動画でどうぞ。

http://youtu.be/GTmJifBN4m4

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2013.10.11 |

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