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2013.10.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

田代念佛剣舞 第4回区界高原まつり

本日は伊勢神宮の内宮式年遷宮の日で、今も斎行されています。
悠久の歴史がいまも厳粛に綴られていることに誇りと畏れの念を抱くものです。

さて、そんな中ですが、今日は区界高原まつりから田代念佛剣舞についてです。

田代念佛剣舞については、森口多里著、岩手県民俗芸能誌からひきます。

「旧門馬村(現宮古市門馬)の田代に伝承され、阿修羅踊りとも称している。
田代の去石部落の去石仙仁門が仙台の七北田に酒稼ぎに行っていた間に習い覚えて巻物を授与されたと言われているが、踊りの方はむしろ青森県の剣舞に似ている。」

とあります。

現在の保存会は25人で胴取2人、鉦2人、笛2人とその他は踊り子となっていて、代表は黒澤勝志さんです。

去石は国道106号線の松草駅と区界駅の中間地点を北方に少し入った所に位置する。
道端には安政3年の銘がある南無阿弥陀仏の石碑がある。
毎年旧盆の15日には踊り組はこの碑の前で供養をし、次いで庭元の家で踊ったのちに初盆の家々を回向して回る。



踊り子の衣装は襦袢のうえに脱ぎ垂れ、袴をはいている。
五色の色襷で隠れているが腰に小さめのシカ(大口)がついている。

この日の最初の演目は「二十三踊り 刀」であった。
通常、一つの曲は出端・中踊・引端で一庭となっている。
鉢巻を締めて、刀を持って踊る。

DSC08308_20131002221005e2f.jpg

次いで、「高舘踊り 長刀」
保存会の黒澤さんは「身を返すときに鳥兜を手でバッと跳ねあげるのがカッコいいんだ」と自慢しておられた。

DSC08417.jpg

鳥兜をかぶり長刀を持って踊る。
出端には念佛歌がかかる。
また、二人一組になり向かい合って長刀を合わせる「斬り合い」の型がある。


DSC08495.jpg

曲目はこの他に、城まわし、二十七、五十五、七十三、あや踊り、礼踊り、そして回向がある。

DSC08539.jpg

毎年旧盆の14から16日に部落内の家を回ったということだが、今は15日に初盆の家に乞われれば門打をし、その後は地区内の公民館(6つの公民館を持ち回り)にて3時間ほどのお披露目会を行うということです。

DSC08567.jpg

動画でどうぞ。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.10.02 |

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