2013.09.24 | Comments(2) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

羽山神楽 翁舞




昨日に引き続き羽山神社の祭礼から。
神社名の羽山は羽山信仰からきているものと思われるが主祭神は羽山祇神とありますが、本地仏を薬師如来とするものが多いようです。
羽山信仰は南東北地方に広く分布し、山形県の村山市の西にそびえる葉山からの勧請とするものが多いということです。
ご神体は山の神が住むという山そのもので、春に山から降りてきて田の神となり、田植えが終わると山へ帰るということで、昔は祭礼の日に作占等も行われたそうです。

境内には沢山の石碑がありますが、岩手山をはじめ早池峰山や出羽三山などがあり、篤い山岳信仰が滲み出ています。



さて翁舞は式舞の2番めに演ぜられるもので、岳神楽では塩土老翁神としている。

IMG_0584.jpg

中程で舎文がかかります。

「さて、天竺の松代川の生ける亀、甲に二千歳山とうの星の山に戴いて、孫をふるとかや。
さて、我が朝の鶴は千万歳を唄うてかの所へ参り、四ツのご祝い申さんと。
さて、百歳は徳の盛となり、黒髪は白髪なり白髪は生楽となり、生楽は黄に換えるとかや、
春咲き染めし花の色、秋は実成りて冬までも実は落ちずとかの光つる諸神諸仏の七世の孫に逢うたるためし目出度さよ」

この後、後半は早拍子になり、最後に開扇を前に差し出して幕に入る。
爽やかな初秋の風とともに、清々しい翁の舞でした。

IMG_0574.jpg

動画でどうぞ。

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2013.09.24 |

コメント:

遠い所

お越しいただきありがとうございました。
まさか、こちらでご紹介されているとはつゆ知らずでした。
権現舞の幕など円万寺系統との共通点もあり交流があった?
などといろいろ考えるのも面白いと思います。

2013-09-24 火 23:04:11 | URL | 羽山神楽衆 #NkOZRVVI [ 編集]

Re: 遠い所

羽山神楽衆さん、コメント頂きありがとうございます。
この間は良い神楽を見せていただきました。
やはり湯本地区は位置的に奥羽山脈の麓にあり、南北との交流ばかりでなく、山を越えて秋田との交流もあったのかなと思ったりもします。
今度は他の演目もゆっくりと見たいと思いますので、よろしくお願いします。

2013-09-25 水 22:12:25 | URL | 祭りの追っかけ #- [ 編集]

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