2013.09.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長下田神楽 高野山物語より石童丸 @北辰神社

本日は長下田神楽さんの石童丸についてです。

その前に、長下田神楽さんの由来について定本より


「明治26年(1893)、岩手県西磐井郡花泉町の上油田神楽の南部神楽師 佐藤和三郎を師匠に招き、五穀豊穣を祈願して「橋向神楽」として創設されましたが、その後、二つに分かれ、昭和24年(1949)池田清治を師匠に「長下田神楽」として継承され、現在に至っています。」

とありますが、現在の代表は猪股一雄さんです。

ちなみに長下田神楽さんのHPがありますのでご参照ください。⇒http://www.geocities.jp/nagetakagura/


この日の出演は次のとおりです。(敬称略)

胴 菅原静夫  鉦 佐々木利美、佐々木忠雄、三浦章順
石童丸 岩渕忠喜 石童丸の母 菅原和喜
刈萱道心 猪股一雄


石童丸の物語は、父である刈萱道心が修行する高野山へ母である千里御前と会いにきたが、高野山は女人禁制であるため石童丸が一人で尋ねることになることから始まります。

石童丸さん

DSC07915.jpg

母親の千里御前さんです

DSC07920.jpg

一人で暗く険しい山道を登ってきた石童丸、 これだけで昔は御婦人方の憐憫の情にふれ涙を誘ったものと思われます。

そこへ現れた父である刈萱道心ですが、出家の際の誓いにより肉親と再会することを禁じられていたため父であることを打ち明けられません。
石童丸は途方に暮れながら麓の旅籠に戻りますが、母親の千里御前は旅の疲れも合って病に斃れて亡くなっていました。
天涯孤独となった石童丸は高野山で出会った僧侶を頼って再び僧坊を目指して旅立ちます

DSC07928.jpg

我が子と再会した刈萱道心は、名乗りをあげることこそできないが我が子を側において修行させることを決心します。
親子の情愛と仏道の教義を敷衍するためには最適の神台本と言えます。
なので奥浄瑠璃でも盛んに語られて神楽につながってきたものと思われます。

DSC07940.jpg


動画でどうぞ。

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2013.09.18 |

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