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2013.07.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

早川流真坂鹿踊 入掛舞~女鹿かくし

という訳で、本日より当ブログは鹿ウィークになります。

6月23日に宮城県栗原市一迫のあやめ園にて行われた「第28回みちのく鹿踊大会」の模様をリポートします。

午前10時にあやめ園奥から出演団体6組があやめ園の中を道行のスタイルで行進して踊り場に集合します。



勢揃いした後に開会式が行われ、その後トップバッターで早川流真坂鹿踊が演じます。
演目は入掛舞から女鹿かくしにと続きます。

それでは真坂鹿踊さんの由来について当日パンフレットから参照します

「真坂の鹿踊は、伊達家御一門の家格をもつ白河家の御抱鹿踊組として邑主の庇護を受け、毎年の城中の盆の行事や関の明神の縁日に踊られ、真坂の家々の盆の供養にも巡って、土地の人々にも愛されてきました。
真坂組より伝授を受けていた清水目組とは相互に親しく交流を続け、技術を磨いてきた結果伝承は確かでどちらも甲乙つけ難い評価を貰つています。
演目も多く、特に導入部に踊る「入掛舞」や劇風な「案山子舞」「三つ狂い」「女鹿かくし」など、観衆の喝采も一段と大きく、踊手も気を良くして盛り上がります。」

とあります。
真坂鹿踊はかつては輝井八鹿踊とも呼ばれ、白川家の庇護も厚く、またある時期は白川家の足軽が四代に渡って踊り組の中立ちを務めるなど、相当の力の入れようだったことがわかります。

装束は権現様の鹿頭に角が横に張りだしてつけてあります。
前幕は真ん中縦に九曜紋が六つ並びその両側には開き日の丸扇が同じく六つずつ並ぶ。
脇には鼓が3つずつ左右に付き、後ろ側には鯉の滝登りが入る。

DSC02340.jpg

流しは華鬘結びの下に九曜紋が入り、その下に行参の文字と倶利伽羅竜王が描かれている。
また貝の緒という赤い太紐で縁取られ、太紐の上に玉袈裟のような白い玉がついている。
袴は中立ちと雌鹿のみ茶色地に四ツ竹で、他の鹿は紺地に四ツ竹である。
大口は虎の模様が入っている。

DSC02348.jpg

流しであるが、雌鹿だけ定番の和歌「奥山にもみじふみわけ啼く鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき」と鹿に紅葉の模様が入る。

この日、女鹿かくしをやったわけですが、中立ちと雌鹿は実の親子の共演だったそうです。

DSC02414_20130701214319.jpg

これは地元のご婦人と思われますが、中立ちが雌鹿探しをしている際にご祝儀を前幕の中に入って差し出す場面です。農家の庭先で踊られていた往時が偲ばれます。

DSC02383_20130701214318.jpg

早川流の特徴といえば超ハイスピードのトレモロ打ちの太鼓と、練りの部分で側鹿からの掛け声、そして雌鹿かくしでの観客いじりでしょうか。
また、早川流には演目で坊主舞というのがあり、道化風の男が鹿に混じって踊るとありますが、未だに見たことがありません。早生谷では化け坊主が付くのですが、その元になっているのではと個人的に思っておりますので、真坂鹿踊さん、今度は是非坊主舞を見せて下さい。


動画でどうぞ。

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2013.07.01 |

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