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2024.02.24 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

鶯沢神楽「那須与一 扇の的」@2024結成記念くりはら神楽まつり

さて本日は、2024年2月11日に行なわれた結成記念くりはら神楽まつりから鶯沢神楽で那須与一 扇の的です。

その前に、鶯沢神楽の由来について定本より

「明治初年、玉井豊之助、小野寺久五郎の両人が世話人となり、岩手県西磐井郡萩荘村達古袋神楽の師匠を招き、神楽の伝授を受け日向神楽を創設した。
戦前、戦後舞方が少なくなり中断していたが昭和三九年、町教育委員会が郷土芸能後継者養成講習会を開催した。講師は小野寺捨男、小野寺東策の両師匠の指導であった。
これを機に鴬沢神楽保存会を組織し現在に至る。
なお、明治一八年、二○年の二回にわたり、伊勢神宮に神楽を奉納したという。
また、大正年間、田谷神楽(江刺市愛宕)の指導をしたともいわれている。
初代庭元玉井豊之助、現在の庭元岸湊は六代目である。」

ということなそうです。現在の代表者は高橋長人さんです。



さて、演目の扇の的は鶯沢神楽保存会発足時の会長である岸湊氏の創作です。
一ノ谷合戦に敗れた平家を四国は屋島まで追いかけた源義経
屋島の浜に立つと沖の方に平家が小舟、それにはに女官が扇を持って立っている
これを平家方の戦勝負の占いと得心した義経は、配下の後藤兵衛実基を呼び寄せ弓上手を推挙せよと命じます。

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義経の前に呼び出された那須の与一

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義経は那須与一に、あの扇の的を射て平家武者に見せつけよと命じます。

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那須与一は、折からの強風と波立つ海を前にして弓を射ることをためらいます。

〽 船は木の葉の舞う如し

しかしながら、後にひくこともできないため、八幡大菩薩と故郷の日光権現那須の大明神に願をかけます。

〽 波よ静まれ 風よ凪げ 世の神々よ助けたまえと祈るなり

すると、神のご加護か風おさまり、波静かになる

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那須ノ与一が板東武者の面目を かけ,馬上にて渚から波に揺れ動く扇の要を一矢で打ち落とすと,両軍から喝采を浴び, 源氏の勝運をもたらした場面です。

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動画でどうぞ


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