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2023.12.05 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

奥山行山流地ノ神鹿踊「女鹿取り」@2023第18回奥州市郷土芸能の祭典

さて本日からは、2023年11月19日に奥州市江刺のささらホールにて行なわれた第18回奥州市郷土芸能の祭典のリポートとなります。

最初は、奥山行山流地ノ神鹿踊で女鹿取りです。

その前に、地ノ神鹿踊の由来について

「文政4年(1821年)8月に、東磐井郡大東町(現一関市)の山口屋敷・喜左衛門から、伊手地ノ神の円蔵に伝授され、現在にいたっています。ゆったりとした踊り方と細やかな足さばきが、行山流山口派の当時の特徴を残していると言われています。
昭和52年3月31日に、旧江刺市の無形民俗文化財に指定されています。」



伝承する演目は、礼庭、女鹿取り、鉄砲踊り、案山子踊となっている

20231119130947IMG_9775.jpg

地ノ神鹿踊の装束は、前幕の喉印が井桁に九曜紋、「行山」「地ノ神」の文字と鶴丸紋がつく。
流しは中立、雌鹿が「陸奥濃信夫牡鹿廼牝鹿乃里聲遠楚呂遍天阿曽婦志加可毛」(みちのくのしのぶおじかのめじかのさとこえをそろえてあそぶしかかも)」の和歌が書かれていて、山口派であることを証している。
側鹿の流しは倶利伽羅剣が描かれ、不動明王を奉ずる修験山伏の象徴とされる。
大口袴は中立、雌鹿が熨斗で、側鹿は牡丹で背面は唐獅子牡丹。
太鼓の調べ隠しは対鶴紋が並ぶ。

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女鹿取りは、太鼓系ししおどりでは定番の役舞ですが、その芸態は様々で、信仰や儀礼といったこととは違い、祭りなどに集まった民衆の楽しみに応えるべく工夫された演目といえる。
牡鹿と側鹿が牝鹿をめぐって乱闘を繰り広げる様子が獣的に表現されていて、迫力ある中にもユーモラスな演技が楽しい。

20231119131653IMG_9781.jpg

動画でどうぞ


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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.12.05 |

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