復活!天旗祭り
気仙沼地方では昔から凧を「天旗」(てんばた)と呼び親しんできました。正月の時期には、魚問屋などが屋号を染みぬいた大きな天旗を海に向かって競って揚げた。
そして、観光イベントとして始まったのが天旗祭りであり、会場は商港岸壁の広場で行われていたが、震災以降は地盤沈下が激しくいまだに会場としては使用できないじょうたいである。
そこで、昨年から気仙沼小学校校庭を会場に競技なしで凧揚げを行う。
タコ糸にいろいろな思いを載せて、天高く凧を上げる。(画像はすべて平成17年のものです)
皆さんも、小さい凧でいいので上げにいきませんか。
ついでにおいしい気仙沼名物も食べにね!
それから、今日の動画は気仙沼の八幡太鼓ジュニアベストチームです。撮影したのは平成20年2月3日の大原水掛手踊フェスティバルでのステージです。
八幡太鼓ジュニアのメンバーも震災により大きな被害を受けました。
「八幡太鼓ジュニアベストチームのブログ」から転載します。
「気仙沼市の鹿折地域では津波による波と気仙沼湾で起こった大規模火災により大きなダメージを受けました。
その鹿折に太鼓道場を持ち 毎日のように通っていた大きなショックを受けました。
そしてメンバーの大勢が鹿折に家を持つメンバーでそのほとんどが家をこの震災により失いました。
太鼓と道場はかろうじて残ったものの今も衣食住がすべて今まで通り整っているメンバーはいません。」
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