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2011.12.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽 郷土芸能の祭典

狼ヶ志田神楽について(南部神楽系譜調査報告書より)

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、菱ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

そして、ここで胴を取っているのがこの青沼松男翁である。御年八十?歳!この日は無かったが、この夏の胆江神楽大会では豪快な撥車を取ってみせる太鼓の名手であります。大好きです!
そして、この日の演目「岩戸開き」はパンフレットによれば20数年ぶりの上演とのことです。震災からの復興を祈願して舞うということなそうです。

      天之児屋根               &         天鈿女命

DSC05378.jpg  DSC05382.jpg

天の岩戸が開き天照大御神が現れ、千代の御神楽となる

DSC05436.jpg

ダイジェスト動画でどうぞ。  それにしても青沼翁の太鼓は当て撥の感じが鹿踊りの太鼓のようだ。ビシッ!







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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011.12.02 |

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