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2023.09.16 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽「御神楽、宝剣納め」@2023胆沢町小山堀切神明神社祭典

さて本日は、2023年9月9日に行なわれた胆沢町小山堀切神明神社祭典から狼ヶ志田神楽で御神楽、宝剣納めです。

ところでここは奥州市胆沢小山の高縁にある小さな神社です。いわゆる産土神、村の鎮守様です。
小さな神社の村祭りも昔は沢山あったのですが、最近は神事のみなどというのが多くなりました。
そういった中で、こちらでは昔ながらの祭り風景に出会えます。
こういう光景は奥州市近辺では貴重になりました。



こちらは神社に貼り出していた祭りのポスターです。
神社氏子の皆さんのご尽力と思われますが、奉納芸能は朴ノ木念仏剣舞と狼ヶ志田神楽、そして民謡民部は盛岡から呼んだということです。豪勢です。

20230909_153816788.jpg

ということで、狼ヶ志田神楽の奉納についてですが、その前に由来について

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、養ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

現在の代表は高橋先雄さんです。

20230909_155125483.jpg

最初に神社奉納ということで式舞の御神楽です。

S1880006.jpg

次に宝剣納め

宝剣納めは、素戔嗚尊が八岐大蛇の尾の先から取り出した天叢雲の剣を熱田神宮へ奉納する神話を神楽に仕組んでいます。
力みとタメが見せ所となっています。

S1880009.jpg

素戔嗚尊が宝剣を納めて幕に入ると、次は磐長姫の出掛かりですが、ここでは扇を雲張りに使います。
幕出しは「せんやあ やまのはぁ やまのはぁ いよさぁ いよさぁ」

20230909_164141550.jpg

ジンツツダンノ ジンツツダン 山の葉舞です。 静かな中にも妖気が漂う舞になっていきます。

S1880013.jpg

宝剣の前で女面から蛇面に変わると、悪鬼の激しくおどろおどろしい舞に変わる。
これは、鬼面を被っているが人間の禍々しい本性をも表わしている。

宝剣を奪い取った悪鬼は自らの住処へと逃げ飛び帰る

〽 應 只今は大和武尊に見顕され  我本国へさして帰るなり

S1880014.jpg


場所はここです



動画でどうぞ

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2023.09.16 |

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