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2013.01.19 | Comments(2) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽 屋島合戦継信の最後

本日は親戚の集まり(平たく言えば飲み会)があるため、この時間にブログ更新となりますのであしからず。

さて、この日の延年閣公演のトリとなったのは赤谷神楽さんの継信最後の場です。いつもながらコワの名調子には聞き惚れます。

DSC04104.jpg

屋島合戦の激しい戦闘、平家方の猛将である能登殿教経が義経を狙って弓を射たが、義経の前に佐藤継信が楯になってうたれる。

教経さんです。荒型の拍子で登場です。

DSC04107_20130119141519.jpg

義経さんです。
重臣の継信の姿が見当たらないことに心を痛めます。

DSC04122.jpg

継信の弟忠信さんです。
修羅場と化した夕暮れの砂浜を兄を探して歩きます。
(ここは戦場の無常感が漂うところです)

DSC04144.jpg

胸板に管矢を受けた継信が瀕死の態で登場します。
この面は中野神楽の広運師匠の作とのこと、

DSC04133.jpg

名場面といえばこれ。
兄を助け起こして「情けなや、ただの一矢で命を落とすとは!」
そして兄を肩に担ぎ、主君義経の待つ高松城へと向う。

DSC04176.jpg

動画でどうぞ。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2013.01.19 |

コメント:

南部神楽は素晴らしい

こんばんは。いつも拝見させて頂いてます。これからもお忙しいとはおもいますが南部神楽を紹介していってください。私は南部神楽の大会を数年前拝見してから南部神楽の魅力にとりつかれました(笑)
神楽師さんの声がいいとホント聞き惚れますよね。祭りの追っかけさんがYouTubeに投稿してくださるので毎日何度も観ています。これを南部神楽バカともいうのでしょうか(笑)。
是非南部神楽を全国に、そして世界に広まってもらいたいです。衣装などもお金がかかるでしょうね。800年以上も前の義経伝説ははっきり言っていろんな説があります。資料も確かなものが数例しかありません。だからおもしろい。南部神楽をもとに昔の方々の教え伝えや義経記などをもとにするしかない。これがホントの未来へ繋げる南部神楽は歴史本みたいなものではないかと思います。祭りの追っかけさんが南部神楽を取り上げてくださりうれしい限りです。これからも南部神楽大会やイベントを動画にアップしてくださること楽しみにしています。

2013-01-24 木 03:05:27 | URL | 三郎 #- [ 編集]

Re: 南部神楽は素晴らしい

南部神楽馬鹿は素敵ですね。
私もある意味南部神楽馬鹿かもしれません。いやまだまだその足元にも到達しておりません。
南部神楽はいろいろな意味であまり知られてこなかった芸能かもしれませんが、今若い人たちを中心に盛り上げていきましょうと意気込んでいます。
それから、多分お近くと思われますので、次のようなイベントが東京でありますので是非ご鑑賞ください。
祭りの追っかけブログもよろしくお願いします。

◯「第24回民俗芸能と農村生活を考える会」
出演団体  岩手県一関市「南沢神楽」
 期  日  平成25年2月10日(日)
 場  所  東京千代田区日本教育会館 一ツ橋ホ-ル
 主  催  (社)全国農協観光協会
 問 合 先  (社)全国農協観光協会 /電話 03-5297-0321

◯第13回地域伝■開催日時:平成25年2月23日(土)、24日(日)
■開演時間:午後3時00分~(両日とも)
■会場:NHKホール(東京都渋谷区)統芸能まつり
http://www.jafra.or.jp/matsuri/

2013-01-24 木 22:49:15 | URL | 祭りの追っかけ #- [ 編集]

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