下郷さんさ踊り@2022躍進みやもり祭
さて本日は、2022年10月2日に遠野市宮守総合支所前駐車場で行なわれた躍進みやもり祭です。
コロナ禍で中止を余儀なくされていましたが、この日は規模縮小ながらにぎやかに開催されていました。
そのステージイベントから下郷さんさ踊りです。
下郷さんさ踊りの由来について、「遠野の郷土芸能」(遠野学叢書2)より
「旧和賀郡笹間村横志田に伝承されていた踊りが、東和町谷内に伝わり、その谷内の板倉スワコと、その娘で上宮守に嫁に来た照井スガコが、昭和24年に下郷の阿部家に呼ばれて教えたのが始まりという
その後、昭和32年頃から中断していたが、昭和42年に下郷青年会で復活して現在に至っている。」
ということです。
旧宮守村の郷土芸能ですが、合併以後は遠野市を代表する山口さんさとともに人気を博すさんさ踊りとなっています。
地元の砥森神社例祭では神輿渡御に供奉し、神社の境内や御旅所で奉納するほかに門付けとして民家や事業所などで踊りを披露して回る。
演目は立ち踊り、輪踊り、組踊となっている。
個人的感想に過ぎないが、この下郷さんさ踊りでは太鼓打ちと手踊りの男女区分けがはっきりしていて、古習を感じさせる。
これもまた祭りの妙味といったところか。
動画でどうぞ
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