尾崎町虎舞@2022第12回虎舞フェスティバル
さて本日は、2022年6月5日に行なわれた第12回虎舞フェスティバルから尾崎町虎舞です。
尾崎町虎舞の由来について
「尾崎町虎舞の尾崎町は、 昔は臺村と言われる地名で、現在の浜町2丁目だそうです。
尾崎町の虎舞は、江戸時代の元禄14年頃、山田町の大沢虎舞から伝えられた松倉虎舞に始まるとされていて、漁師達の海上安全と大漁を祈願して奉納されてきました。
踊りは、南部藩寿松院支配年行司太神楽より譲り受け、その特徴は、 虎に願いを託して、漁師町らしい浜っ子気質の威勢の良い独特の囃子と、 虎の猛々しい生態を表した舞で、 演目には矢車、跳ね虎、笹喰みの他に、龍虎舞や刺鳥舞なども受け継がれています。
平成10年7月に「釜石虎舞」 として、市の無形文化財に指定された虎舞の一つです。」
ということです。
尾崎町とは文字通り尾崎神社の門前町ということで、錦町とともに浜の活気に溢れた地域で伝承されてきたものです。
尾崎町虎舞は旧町名から臺(台)村虎舞ともいい、主に尾崎神社の祭礼に付随して行われ、神輿の先払い及び青出浜の尾崎神社沖の宮までの曳船の随行を担っています。
祭りの賑わいの場で笛太鼓鉦の激しいリズムとともに虎頭と幌が縦横無尽に街を駆け巡り、囃子手の若衆も肩を組んで威勢よく掛け声をかける。
そこにいるだけで祭りという高揚感と一体感にドップリと浸れる、いや浸っていた記憶が呼び覚まされる。
浜の虎舞にはそんな魅力がある。
とはいえ、尾崎町の景色は震災前とは大分変貌しましたが、祭りにかける意気込みは変わらない。
今年の釜石祭りはコロナ以前の姿に戻ることと期待して楽しみにしよう。
動画でどうぞ
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