鵜住居虎舞@2022第12回虎舞フェスティバル
さて本日は、2022年6月5日に行なわれた第12回虎舞フェスティバルから鵜住居虎舞です。
鵜住居虎舞の由来について
鵜住居虎舞に伝わる銅板が巻かれた笛には「巳之松」と記されてあり、これは江戸末期のものと推測されている。
さらに地元の鵜住居神社祭礼の先払いとして神輿の船頭で踊られてきたとから江戸中期の創始とも言われている。
明治29年の三陸津波により被災して地元で踊ることができなかった時期には、沼崎宇兵、弟子両川六郎等が近年まで門前虎(錦町虎舞)へ応援に出かけていたという。
現存する太鼓には明治11年の年号が記録されているが年代不詳とのこと。
鵜住居虎舞は山田の大沢の系統とも盛岡からのものともいわれていて、囃子が太神楽の影響を受けているともいわれているそうです。
演目は矢車、跳ね虎、
笹喰み
最後は傘甚句。
鵜住居虎舞の特徴として手踊が豊富だということですが、これは昔から虎舞とは別に、予祝や祝の席での余興芸が、やがて祭礼や正月の門付け芸になり、さらに虎舞とともに賑やかに行われるようになったものと推察する。
動画でどうぞ
- 関連記事
-
- 白浜虎舞@2022第12回虎舞フェスティバル (2023/05/27)
- 尾崎町虎舞@2022第12回虎舞フェスティバル (2023/05/26)
- 鵜住居虎舞@2022第12回虎舞フェスティバル (2023/05/25)
- 火伏せの虎舞「宮城県加美町中新田」@2022第12回虎舞フェスティバル (2023/05/24)
- 平田虎舞@第12回虎舞フェスティバル2022 (2023/05/23)
