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2023.01.06 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上根子神楽「八幡舞」@2022熊野神社元旦奉納

さて本日は、2023年1月1日に行なわれた熊野神社元旦奉納から上根子神楽で八幡舞です。

円万寺系神楽は流麗な舞が特徴ですが、この八幡舞も品陀和気命と品夜和気命の二神が軽やかに舞い出ます。



舎文は

〽 峰高く枝を連ねて鳩の峰、曇らぬみよは久方の、月の桂の男山、
  げにそやけきにあづかりにきて 神に祈りを運ぶなり、  君万勢と祈るなり 君万勢と祈るなり。
おふ この所に八幡大菩薩 天降らせたまふほどに、
 願主家内安全、火難消除、疫病退散、五穀成就 如意満足を守護せしめたまふ。

 まさに、修験者の呪言をもって祈祷をする舞である。

20230101102240IMG_2962.jpg

この舎文の中の「月の桂の男山」とは何かと疑問に思ったことがあり調べた。
これは八幡の神、つまり京都の石清水八幡宮のことを唄ったもので、この社の建つのが男山でその麓を桂川が流れ、月の出る夜は神々しいばかりの景色であったことが想起される。

ちなみに石清水八幡宮は旧称を男山八幡宮とも称して、京都の裏鬼門を守護する重鎮。

20230101102500IMG_2967.jpg

舞の前半は面をつけての祈祷舞であり、後半は直面にて弓矢で災厄消除の祈祷をする。
その後は扇を採っての崩し舞で華麗に舞納める。

なお、この日の若き二人の舞手は共に県外(平塚市と仙台市でしたか)に就職し、正月で帰省して久しぶりに舞の手合わせとなったということです。
神楽もしかり、祭りもしかり。常には遠く離れていても故郷に帰ってきた時に舞い踊れるということは、民俗芸能の果たす役割の大きさを感じさせられます。

20230101102620IMG_2972.jpg

動画でどうぞ


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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2023.01.06 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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