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2022.12.23 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

大東高校鹿踊部「大入羽 他」@2022第43回大東郷土芸能発表会

さて本日からは、2022年12月18日に一関市大東町猿沢伝承交流館で行なわれた第43回大東郷土芸能発表会のリポートとなります。この企画上演会も3年ぶりとなります。

で、最初は地元の大東高校の鹿踊部の演舞で幕開けしました。

大東高校鹿踊部の由来について当日プログラムより

「本校鹿踊部は、平成18年に大原商業高校との統合で特別活動部として大東高校に引き継がれました。行山流鹿踊育成会に支えられながら、行山流小沼鹿踊保存会の皆様からご指導を頂いています。近隣地域の行事などで踊りを披露できるよう練習に励んでいます。行山流鹿踊は、大東町大原の山口地区が発祥の地であり、この踊りは先人たちへの供養、五穀豊穣、商売繁盛を祈願した踊りとされています。」ということです。



つまり、行山流山口派の系譜を引いている鹿踊を習得し伝承しているということです。

中立ちの流しには
「陸奥の信夫牡鹿乃牝鹿の里 声を揃ひて遊ぶしかかも」

20221218094134IMG_2476.jpg

雌鹿のは
「秋萩のしからみふせて鳴鹿の めにはみへずとおとのさやけき」
となる。

20221218094128IMG_2475.jpg

ついで三一人狂い

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そして一人狂い

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その後の引き鹿の子も見事

20221218095130IMG_2496.jpg

全体を通して力強い鹿踊と感じました。
今年は県の芸術祭には選定されませんでしたが、私個人的には県内学生の伝承する芸能の中でも最高位の踊りだと思いました。

20221218095420IMG_2499.jpg

動画でどうぞ

http://maturinookkake.blog.fc2.com/

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2022.12.23 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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