神友楽「鵯越の逆落とし」@2022三代目栗原神楽50周年+1記念公演
さて本日は、2022年11月6日に行なわれた三代目栗原神楽50周年+1記念公演から神友楽で鵯越の逆落としです。
さて、神楽は神友楽というユニットによる上演。
この神友楽という団体(神楽ユニット)について
「神友楽は、宮城県栗原市内の中野神楽、栗原神楽、城生野神楽、川北神楽の担い手が流儀の壁を越えて集まり、発足した団体です。神楽衆の高齢化や後継者不足により存続の危機にある南部神楽ですが、新たな魅力の発見や、これまで受け継がれてきた価値を後世に残すことを目的に、積極的な活動を行っています。」
ということです。神楽を地域の宝として捉え、栗原の情報発信活動にも力を入れています。
12月3日には金成で自主公演も計画されているとか。
源氏、平家処々に幾度戦い、水島、室山の合戦に於て平家方は敗れ、平家の堅域一の谷福原城(現神戸市須磨区)に陣を張った。源氏方は福原城を攻め落とすため蒲の冠者範頼大将の軍勢は東は生田ケ森より、また一方の大将源義経は三千余騎の軍兵を率いて一の谷福原城に向かった。
義経です
弁慶です
三草長根を過ぎ八伏長根に差しかかると山は次第に厳しくなり草木は猛々しく伸び、人馬も通れぬようになった。
山の案内人鷲尾二郎家春にこの山は如何なる山かと尋ねると、音に聞こえし鴇越えの山で人馬も通れぬ御山であるが、鹿、狼の群が通る道があると教えられる。
義経は鹿、狼が通れる御山を人馬が通れぬ筈がない、と義経自ら先頭に立ち一気に鴇越えを逆落とし平家の堅城福原城を攻め落とす勇壮な場面です。
動画でどうぞ
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