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2022.07.04 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上根子神楽「鳥舞」@2022第39回みちのく神楽大会

さて本日からは、2022年7月3日に花巻市文化会館で行なわれた第39回みちのく神楽大会のリポートとなります。

この大会もコロナ禍の影響で2年ほど中止が続いておりました。
今年こそという意気込みが感じられ、10時から16時30分までという長丁場で、錚々たる神楽団体が総出演という贅沢な時間を楽しませていただきました。
大会の副題にもあるとおり、正に「花巻地方に伝わる山伏神楽の競演」でした。

ということで、最初は上根子神楽で鳥舞です。

上根子神楽さんの由来は次のとおり

「由来について、明治3年の神楽本が伝承されているので、幕末期よりと言える。
北東北特有の山伏神楽の中でも、岳・大償系・黒森系など他の山伏神楽とは違う流れるような優雅な舞振りを基調とし、法印色の強い円万寺系神楽の特徴を色濃く伝えています。平成15年3月花巻市無形文化財指定。本拠である熊野神社では6月25日の例大祭の他、元旦祭奉納、2月の春祈祷の門付け等を行なっている。」

とあります。本田安次著「山伏神楽・番楽」の円万寺の神楽について記述された中に
「今、上根子に組織されているものは近年分かれたここの弟子神楽で、これは(春祈祷)は上根子方面を廻る」とあります。



ところで円万寺神楽は早池峰神楽と同時期に興ったとされるが記録はなく、江戸時代の初期に花巻を領地としていた北松斎が鳥谷ヶ崎神社祭礼の渡御のとき神輿が重くて動かなくなり、神主や山伏が祈祷をしたが効き目なく、勧める者がいて円万寺神楽を奉納したところ動くようになった。それ以後、松斎の厚い庇護を受けた。とあるので慶長年間以前に遡ることは確か。

20220703101326IMG_6159.jpg

四人鶏舞は、表舞二人に対して裏舞四人ということで、岳の神楽本では、伊邪那岐命、伊邪那美命、素戔嗚尊、櫛名田姫命の四神の舞とされているが、これを伊邪那岐命、伊邪那美命、天宇受賣命、思兼命としているところもある。

20220703101800IMG_6165.jpg

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2022.07.04 |

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