金津流石関獅子躍「切り返し Full」@2021えさし藤原の郷公演
さて本日は、2021年7月4日に行なわれたえさし藤原の郷公演から金津流石関獅子躍で切り返しです。
祭りの追っかけブログしし踊りフェスティバル その4です。
この日は略さずにやる本式の切り返しの上演でした。
由来について、「江刺の芸能」他から引用する
「寛政5年(1793年)に仙台藩士犬飼清蔵から初代庭元で肝入だった小原吉郎治に巻物が伝授された。
その後、安永8年に宮城郡国分寺村の浦田源十郎から再び皆伝の巻物を伝授されている。
文化8年の供養碑と、寛政5年の巻物の実存から、江刺地方の金津流の元祖であるとされている。」
とあります。
太鼓の調べの後に入り込みになります。
〽 中立入れろや 中立ちなければ 中がすぎない 中がすぎない
続いて本庭です。
〽 南より 白き雀は八つ連れて これのお庭に 羽を休めろ 羽を休めろ
切り返しは、山野に群れ遊ぶ鹿の情操を表現した所作が特色である。この演目も儀礼的な踊りで、特に3人で踊る「中山狂い」で盛り上がり、女鹿狂い、最後は鹿の子狂いで終わる。
〽 伊豆の中山越しかけて 小縞を揃え あいをきらばや あいをきらばや
三頭の動きが見事なまでに揃っていて気持ちいいです。
終始ジャンプが入るのでとても大変な演目だということがわかります。
続いて女鹿の狂い 烏跳ね
位取りも決まっています
最後は、側鹿が踊り跳ねる中で白鷺の唄がかかり一堂陣形を揃えて廻ります。
その後に中立をJ中心に鹿の子を回して舞い納めます。
動画でどうぞ
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