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2020.06.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

青笹しし踊り「雌獅子狂い」@2015第6回遠野市郷土芸能共演会

さて本日は、平成27年12月6日に開催れていました第6回遠野市郷土芸能共演会から青笹しし踊りです。

由来については遠野文化研究センター刊「遠野の郷土芸能」より

「慶長初年(一五九六年頃)、遠野郷領主·阿曽沼氏時代に伝来したしし踊り(山城国松尾山奥からという)に、郷民の間で、親しまれていた農民の豊年踊り、それに山岳信仰の所産ともいえる御神楽の山神踊りが合体し「しし踊り」を構成したといわれている。その由来は諸説があり、明らかではないが、寛政三年(一七九一)七月新田市良右工門と、その門弟佐々木の治良八(中妻)、安戸の七良、四日市の伝八などによって陸中遠野郷の諸村(小友、青笹、上郷、附馬牛、綾織、松崎)に伝えられたことを記した古文書が残っている。
土淵町飯豊に「踊り嘉兵工」(享 保十五年(一七三〇))の墓がある。青笹しし踊りに統合された糠前しし踊りの基礎を築いた優れた師匠で、踊り納めの際に踊りを奉納している。」ということです。

昭和53年には、文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財」として選択されています。



雌獅子狂いは、一頭の雌獅子をめぐって雄獅子たちが争うわけだが、そこへタネフクベが入って、けしかけたりなだめたりする様が面白い。

2020DSC05966.jpg

最後はなんとなく仲直りしたあと、全員で切の踊りで締めくくる。見応えのあるステージでした。

2020DSC05990.jpg

動画でどうぞ

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.06.29 |

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