雄勝法印神楽「初矢」@2012雄勝新山神社祭
さて本日は、平成24年11月4日に行われました、宮城県石巻市雄勝町上雄勝鎮座の新山神社の再建を記念しての雄勝法印神楽奉納から初矢です。
演目の初矢(しょや)は、神々の中でも最初に出現した天之御中主神の舞とされています。
天地創造の過程で、次々に出現する神々を導く大切な役割とともに国分、四季分け等の裁定もするなど八面六臂の活躍をする神様です。
話は逸れますが、現在の弓道の試合では、四本の矢を射て優劣を競います。
その四本の最初を「初矢(はつや)」といい、体がこなれていない状態で射るため、十分な力を発揮できていないということで試射の意味合いもあるということです。
閑話休題
法印神楽においてこの初矢は、舞手が最初に習得すべき基本の舞と位置づけていて様々な手次足次を覚えながら神楽人として舞台に立つ心構えを会得する演目となっているようです。
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