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2020.05.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

浮島念仏剣舞@2009沼宮内そばフェスタ

さて本日は、平成21年2月22日に、いわて沼宮内駅隣接の岩手広域交流センター「プラザあい」にて行われました、いわて北緯40度まんぷくそばフェスタのステージから浮島念仏剣舞です。

浮島念仏剣舞の由来について「岩手の民俗芸能 念仏剣舞編」より

「棒を伴うヨロイ剣舞は岩手郡に幾つかあったが、復興されて現存するのは岩手町の浮島剣舞と松尾村の寄木剣舞だけである。大更や西根町の平笠(旧田頭村平笠)にもあったといわれる。
旧一方井村浮島 (現岩手町の内)の剣ばいは初め川口にあったものが沼袋(川口駅の向い側)に伝わり、次で浮島に伝わったものだそうだが、おそらく海岸地方からはいったのであろう。久しく絶えていたが昭和36年に30年ぶりに復興された。代表は桐ケ谷兼松氏、太夫は田中要之氏。盆の十三日から二十日までおどるが、初めに先ず一方井の宝積寺(曹洞宗)の境内でおどることになっている。」
とあります。

面を付けない鎧剣舞ですが、沿岸北部一帯から葛巻、岩手町周辺共通の芸態の剣舞ですが、その踊りの構成が極めて特異です。

先導の太夫、囃子方に続いて踊り子ですが、これが本来は太刀使い二人、馬乗り二人、けずらし四人、番外の脱ぎ垂れ二人となっていたようです。

この日のステージでは前踊りからで、華やかに踊って最後は祝言 〽 向こうに見えるは鶴と亀 鶴は千年 亀は万年 で舞納めます。



次に鎧をつけた踊り手が出て、念仏讃に合わせて扇で踊り、次に棒を打ち合わせての剣舞となります。

なかなか見る機会の少ない剣舞ですが、番外の馬乗りはいつか実見したいと思います。

DSC06067.jpg

動画でどうぞ

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.05.18 |

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