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2020.05.12 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

石鳩岡神楽「苧環の舞」@2008石鳩岡神楽交流会 in 雲龍庵

さて本日は、平成20年11月16日に花巻市東和町の雲龍庵にて開催されました石鳩岡神楽交流会から石鳩岡神楽で苧環の舞です。

山伏神楽の苧環について森口多里は岩手の民俗芸能山伏神楽編において、神楽能の男女執念物のひとつとしている。
男女執念物とは男女の愛情から燃え立った執念(P96)と定義づけ、その部類に当たる演目として「鐘巻」「蕨折」「橋かけ」「苧環」「機織」があり、大償神楽では「年寿」「潮汲み」「天女」「木曽」もこれにあたるとしている。



苧環の演目の内容は、夜な夜な若い娘に見目よき男が通い来て、ともに夫婦の契を交わし娘が身ごもったのを不審に思った姥が知恵を授けて相手の本性を確かめよと諭します。娘が見た男の正体とはという物語で、森口多里は三輪大神の神話とも通じる舞曲としています。

娘に纏わり付く蛇神に赤い布を付けて舞う所作は、男の裾に苧環の針を縫い付けてその後を追う様を表現している。
蛇神がオキ笛を吹き鳴らして不気味に身をくねらせる様が妖気を漂わせておどろおどろしい。

2008000147447.jpg

かくて、蛇神が幕内に入ると、娘は扇で一舞し、嘆きつつ舞い納める。

〽 あらうらめしの忍びつま あらなつかしの我がつまや
   契りし姿をあらわして 語りたまへや我がつまや

2008000515181.jpg

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.05.12 |

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