日戸神楽「利生神楽」@2010玉山大山桜祭り
さて本日は、昨日にひつ続いて日戸神楽で利生神楽です。
日戸神楽の由来について「増補版盛岡の民俗芸能」(2010年)より
「明治8年(1875) 1月、日戸村の若者衆.広田喜八以下18名が連署して、日野沢才次郎ほかの老名を通じ、下厨川村片原の日吉朝賢に師事して、戸長、伍長頭取にも認められ「御神楽和合講」 を組織したのが始まりとされる。発足にあたり伝授された 「御神楽十二神将舞」の内容は、猿田彦大神、利生八幡、山神、翁、三番、戸隠、惠比寿、、若子、天女、般若、三宝荒神、神明切舞がありり、日吉朝軒の花押のある明治 8年乙亥 2月の文書に記録されている。
現在では、小学生に伝授するなどして、 神楽の継承が図られている。」
ということです。
利生神楽の幕出しは 〽 御祈祷に千代のや利生神楽舞遊ぶ 舞いらせたりや 重ね重ねに
日戸神楽の演目は、明治8年6月に宮崎種吉によって書かれた「御神楽卷物確定書」に、次の運り記されている。
「猿田彦大神」、「利生神楽」、「翁舞」、「三番」、「八幡舞」、「山神」、「岩戸開」、「惠比寿」、「天女」、「天ノ浮橋」、「神字多」、「末広」、 「下舞」、「権現舞」
鳥兜の錣を持っての舞は格好いいです。九戸系統の神楽に似ています。
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