fc2ブログ
2020.05.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

日戸神楽「利生神楽」@2010玉山大山桜祭り

さて本日は、昨日にひつ続いて日戸神楽で利生神楽です。

日戸神楽の由来について「増補版盛岡の民俗芸能」(2010年)より

「明治8年(1875) 1月、日戸村の若者衆.広田喜八以下18名が連署して、日野沢才次郎ほかの老名を通じ、下厨川村片原の日吉朝賢に師事して、戸長、伍長頭取にも認められ「御神楽和合講」 を組織したのが始まりとされる。発足にあたり伝授された 「御神楽十二神将舞」の内容は、猿田彦大神、利生八幡、山神、翁、三番、戸隠、惠比寿、、若子、天女、般若、三宝荒神、神明切舞がありり、日吉朝軒の花押のある明治 8年乙亥 2月の文書に記録されている。
現在では、小学生に伝授するなどして、 神楽の継承が図られている。」

ということです。



利生神楽の幕出しは 〽 御祈祷に千代のや利生神楽舞遊ぶ 舞いらせたりや 重ね重ねに

2010000175175.jpg

日戸神楽の演目は、明治8年6月に宮崎種吉によって書かれた「御神楽卷物確定書」に、次の運り記されている。

「猿田彦大神」、「利生神楽」、「翁舞」、「三番」、「八幡舞」、「山神」、「岩戸開」、「惠比寿」、「天女」、「天ノ浮橋」、「神字多」、「末広」、 「下舞」、「権現舞」

鳥兜の錣を持っての舞は格好いいです。九戸系統の神楽に似ています。

2010000543810.jpg

動画でどうぞ

関連記事

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.05.02 |

コメント:

コメントの投稿


非公開コメント

«  | ホーム |  »

プロフィール

祭りの追っかけ

Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

月別アーカイブ