鵜鳥神楽「松迎」@2020釜石箱崎白浜巡行
さて本日は、鵜鳥神楽の釜石箱崎白浜巡行から松迎です
覚出(幕出し) 〽 ミヤーハー 新珠ヤー
年の始めの年男
松を尋ぬる老いふちの 松を尋ぬる老いふちの 双葉の松に年を経る
雲張りは扇と 二人舞を知らせる二本の幣束が出される
松迎えは、役舞の演目とされ、若男面をつけた千秋万歳の兄弟による二人舞で、新しい年を寿ぐ舞とされている。
最初は若男面をつけてのネリ舞
ネリが終わると、千秋萬歳のいわれをとく舎文となります。
「そおれ丹後の国、いなのべの長者の二人の子にて、兄をば千秋、弟萬歳と言いしもの
されとて千秋萬歳こそ親の仰せに従うて、たちまち徳ある門の松
いなべの雪なれば 花を盛に実をしのぶ
このめはるかや谷川の なにしうたいのひげをあらいしよしめたまいしが
かれ二人な手を合わせ 天下をはいし奉る
松もい祝いのものなれば 門松たてん方もなし
しょこんの松に腰をかけばやと存じ候
それ昔天神七代、地神五代の御時や、いざなぎいざなみの尊、初して神代の立て始めまします松なれば
松にとがめは無きものよ 五葉の松をよほうにさっと引きむかい、しゃく取りなおしててんしゅうにかしこまる。
五葉といっぱ五つの枝、さって東にさこうるその枝は、春に向こうて花の松、夏に向こうてこぐれの松、秋に向こうて紅葉の松、さって北にさこうるその枝は、冬に向こうて雪の松」
この後 面を外してクズシとなります
最後に一人残って早舞をし幕入りとなる。めでたい舞でした。
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