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2020.02.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

鳥子舞と御神木争奪戦

さて本日は2月15日に行われた秋田の小正月の行事の一つである大仙市大曲諏訪神社の鳥子舞と御神木争奪戦についてです。

その前に、秋田県には多種多様な小正月行事があり、正月飾りを焼くどんど焼き(左義長の一種)を始めとして、豊作の予祝であったり鳥追いや虫追い、更には横手のかまくら行事等、枚挙に暇ない。

この日大曲に向かう途上でも様々な祭礼の支度を見ることができた。

次の画像は仙北郡美郷町佐野の日吉神社に近い田圃に設えたどんど焼きの藁束



こちらは同じく六郷の竹うちの会場 非常に残念ながら今年は雪不足のため「国指定 六郷の竹うち行事」が中止となりました。

子どもたちの願いが書き綴られた天筆がはためいていました

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さて閑話休題 大仙市大曲諏訪神社の鳥子舞と御神木争奪戦です

保存会の皆さんが諏訪神社境内で綱引きのために縄を準備しています

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この祭りは、市神を護持する町人の祭りであったが、同時に火伏せ祈祷をも包含するようになったようである。
そのことは綱引きの綱の先端が竜神の頭に擬して作られていることでも推量できる。

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さて、鳥子舞行事

この神事は祠の前高く雪盛りした祭壇で、神官たちが約1時間、舞を奉納した後、鶏の冠を身につけた神官が、直径3cm、長さ1.8mの細長い御神木2本をその年の恵方に向かって投じます。境内には、この御神木を奪おうと屈強の若者が集まっており、投じられた御神木の争奪戦が繰り広げられます。また、御神木を、商売繁盛を願う商店に持参すると、御祝儀に清酒がもらえる習わしとなっています。
同日、同神社では1年間御守護をいただいたお札・お守り・破魔矢・天筆・ダルマやしめ飾り・門松といった正月飾りをお祓いの後、天火として昇神させる「どんど焼き」も行われています。

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ともあれ、神事の中で神楽が奉斎されます 先に五調子舞

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次に榊舞 背に背負った幡には商売繁盛、五穀成就と書かれてあります

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最後に鳥子舞

これはいわゆる鳥舞の部類かと思いましたがさにあらず。

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かくて祭りの本懐の御神木が神職によって投げ入れられる。
聞くところによると御神木を投げる方角はその年の恵方であるという。
今年のアキの方角は西南西 既に市民の皆さんは待ち構えている

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結果としての取り主は誰だったのでしょうか?
それはともかくとして、非常に珍しい位の小雪の冬の行事ではありました。
来年こそは六郷の竹うち 行くぞ!

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動画でどうぞ

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2020.02.22 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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