中野神楽「安倍保名参詣の場」@2020第1回新春くりこま神楽鑑賞会
さて本日は、第1回新春くりこま神楽鑑賞会から中野神楽で安倍保名参詣の場です。
中野神楽さんの由来について定本より
「明治五年、佐竹幸吉が庭元となり岩手県西磐井郡厳美村、三輪流山谷神楽の師匠を招き指導を受け、中野神楽を創設した。
二代、三代とも山谷神楽の師匠の指導を受けた。現在は、佐竹精一郎が指導に当たっている。
、初代庭元佐竹幸吉、現在の庭元斉藤新一郎は四代目である。」
とありますが、現在の代表は佐竹正義さんです。
摂州住吉の住人、安倍保名は我が家の再興と母の病気平癒を祈願するため、泉州は信田が森の信田大明神に参詣をします。
その時、自分の張った慢幕に古い白狐が一匹「助けてくれ」と逃げ込んできたのを憐れに思い匿いました。
その白狐を追ってきた石川悪右エ門が 「狐を出せ」 と息巻くが、保名は「たとえ畜生とはいえ不憫なり、狐は出さない」と言い張り、両者刀を抜いての戦いとなる場面です。
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