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2019.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

山谷番楽「露払い・三番叟・神舞・五条の橋」@第28回秋田市民俗芸能合同発表会

さて本日は、第28回秋田市民俗芸能合同発表会から山谷番楽で露払い・三番叟・神舞・五条の橋です。

由来については当日パンフレットより

「太平山信仰にかかわる修験者が伝えたとされる芸能で、正保年間(1644~ 48)に開かれた野田村(現在の大平野田)に伝わったとされています。かつては生面神社の祭礼に演じられたほか、盆前後には近隣地域まで出かけて舞って歩いたもので、修験の布教の意図もあったと考えられます。



生面神社のご神体とされる15体の面(内13体が秋田市の有形文化財)を用いて舞われますが、その面には室町時代の「一透」、桃山時代の「イセキ」や「是閑」など一流の面打師の刻銘が見られます。これらの古作の面をつけて番楽を舞うことにより、悪疫除去、五穀豊穣を祈願し続けてきたと伝えられています。
昭和42年に秋田市の無形民俗文化財に指定されました。
以前は24演目伝えられていましたが、現在は露払い・二番豊・神舞・五条の橋の4演目演じられています。全体的にゆっくりとした古い形式の所作が多く、素朴さが残っている舞です。
昭和42年保存会が結成され、番楽の保存と伝承に努めています。現在は山谷小学校の3年生以上の児童全員が番楽の継承に取り組んでいます。」

ということですが現在の代表は鎌田庫喜さんです。

20190728_123342390.jpg

最初に露払い、神舞、三番叟です。

20190729011858_DSC4047.jpg

次に五条の橋です

20190729013144_DSC4052.jpg

同じ太平山麓の根子番楽とは、同じ演目でもだいぶ趣が違っています。

20190729013514_DSC4060.jpg

動画でどうぞ


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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.08.15 |

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