中野神楽「安倍保名 捕われの場」@第42回みちのく神楽大会
さて本日は、第42回みちのく神楽大会から中野神楽で安倍保名 捕われの場です。
中野神楽さんの由来について定本より
「明治五年、佐竹幸吉が庭元となり岩手県西磐井郡厳美村、三輪流山谷神楽の師匠を招き指導を受け、中野神楽を創設した。
二代、三代とも山谷神楽の師匠の指導を受けた。現在は、佐竹精一郎が指導に当たっている。
、初代庭元佐竹幸吉、現在の庭元斉藤新一郎は四代目である。」
とありますが、現在の代表は佐竹正義さんです。
この日の胴取は深野祐樹さんで、太鼓の部個人賞を受賞しました。
信田明神に参詣した安倍保名が祝宴の幔幕を張っていると一匹の白狐が助けを請うて飛び込んできたので、心優しい保名は狐を自陣の幔幕の内に隠します。
するとそこへ石川悪右衛門が狐を追ってきて、白狐の行方を尋ねますが、それに応じない保名に対して縄を掛け、あくまで白狐を出せと迫ります。
事の始終を見ていた白狐は、来槃上人に身を替えて悪右衛門を諭します。
石川悪右衛門が去ると礼盤上人は自らの本性を保名に語り始めます。
保名は戦いで傷ついた体を癒やすため、上人に教えられた巌保の滝の隠し湯を目指して行くことになります。
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