川原念仏剣舞 2012 北上・みちのく芸能まつり
北上・みちのく芸能まつりから川原念仏剣舞について
大船渡市の立根町に伝承される仮面を付ける鎧剣舞である。
囃子の太鼓は締太鼓を用いて二人宛で叩くが、本来は太鼓持ちが太鼓を担いでいるのを叩きながら道行する。
赤沢念仏剣舞では「太鼓背負い」の男は剣舞の全てに精通している者があたるため「かっこいい」なのだそうだ。
三陸浜の鎧剣舞は衣川の川西と同様な亡者折伏の「刀引き」が見られる。
これは衣川では平治の戦で敗れた藤原氏義経主従の鎮撫であり、三陸沿岸では壇ノ浦で敗れた平家の亡霊を弁慶が鎮めるということになっている。
ここの組では本ササラを用いて法力の象徴としている。
ところで、3.11大震災では川原念仏剣舞は直接の被害こそなかったが、昨年の5月29日に猪川小学校避難所で行われたやっぺし祭りでいち早く芸能を奉納した。
動画でどうぞ。
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