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2019.01.28 | Comments(1) | Trackback(0) | カテゴリ田植踊り

入山沢田植え踊り「年の始め 他」@中東北田植え踊り大会

さて本日は、中東北田植え踊り大会から入山沢田植え踊りで年の始め、お正月、向山、この宿、春駒、夕暮、おいとまです。

由来について当日パンフレットより

「入山沢田植え踊りは、昭和7年頃、室根村横沢(現一関市室根町)の菅原定之進氏から伝授されたと伝えられ、歴代踊られましたが、途絶え、昭和38年頃、女性の手で復活し、昭和58年春に当時の青年たちに伝承し、昭和59年度からは天ヶ森子供会の手でも踊られようになりました。
しかし、踊る機会もなく、平成14年秋に千厩商店街で踊られたのが3代目最後で、今日は実に16年ぶりに復活しました。
小正月の祝い行事で、自然の恵みを神に感謝し、新年の豊作を祈願する庭踊りが主です。」ということです。



菅原弘太郎編の「濁沼田植踊りと濁沼南部神楽について」によると、千厩町にはかつて数組の田植踊があったということ。
入山沢(奥玉)、小梨、清水馬場(清田)そして濁沼(磐清水)ということで、それらの伝承元は気仙沼地方から室根経由で入ったとある。

入山沢田植踊では投苗人役のヤンジロー2人が口上を上げつつ、次なる演目を呼びかける


20190127135530.jpg

ヤンジローの呼びかけに応じて田植え役のカッコーが太鼓を打ちながら数曲を踊る。

20190127135718.jpg

年の始め、お正月、向山、この宿と踊ったところで中入りの余興芸となります。

入山沢では春駒を演じますが、これは気仙沼の廿一田植踊と同じです。

私は個人的にこの春駒が好きです。

20190127140510.jpg

動画でどうぞ

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2019.01.28 |

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2019-02-02 土 05:39:50 | | # [ 編集]

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