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2018.06.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

岡谷地神楽 五条の橋 @ 第14回神楽共演石越大会

さて本日は第14回神楽共演石越大会から岡谷地神楽さんで五条の橋です。

その前に岡谷地南部神楽さんの由来について

「明治三二年、工藤清右エ門(東和町嵯峨立から養子に来た人)が庭元兼師匠となり、修験道賀田羽流剣舞神楽を部落の若者達に指導し、岡谷地南部神楽を創設した。
また、大正時代に中田町宝江新井田から師匠を招いて笹流新井田神楽や加茂流舘神楽の芸風も取り入れた。
発足以来、地元の旧県社登米八幡神社の秋季例祭に奉納されてきた。
法印神楽の影響をよく残しており、笹結や宇賀玉等の演目を保持している。
初代庭元工藤清右エ門である。」

とありますが、現在の代表は佐久田和尋さんです。



五条の橋は言わずと知れた牛若丸と弁慶の出会いの場面ですが、南部神楽では弁慶は荒形、牛若丸は若人という図式になっています。
弁慶が登場する場面では荒型独自の囃し方になっていますが、岡谷地南部神楽は法印神楽系統(嵯峨立神楽)の形式を残しているので独特の出掛かりになっています。

〽 センヤーハー 弁慶は 五條の橋にと 早や急ぐ~

048IMG_3210.jpg

そこへ、鞍馬寺で修行する牛若丸が通りかかります

049IMG_3211.jpg

そして二人は五條の橋の上で決戦となりますが、牛若丸の手管の前に弁慶が平伏すことになります。

057IMG_3219.jpg

そして、共に藤原秀衡の居城である平泉を指して旅立つことになり、めでたく千代の御神楽です。

060IMG_3223.jpg

動画でどうぞ

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2018.06.15 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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