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2018.06.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

女鹿神楽 虎ノ口 @第42回二戸地区郷土芸能発表会

さて本日は平成27年開催の第42回二戸地区郷土芸能発表会から一戸町の女鹿神楽です。

女鹿神楽は、一戸町周辺に伝わる三明院系統の神楽とは異なる発祥を持っている。
女鹿、小友地区は江戸時代に遠野南部の領地だった事があり、幕末に遠野の役人外岡織右衛門が移り住んだ際に、供の者が神楽を修したのではないかということです。
その後、澤口藤吉(明治37年没)が師匠となって竹原太郎等に神楽を指導して現在の女鹿神楽となった。
元神楽保存会長の竹原善助によると遠野の神楽は女鹿神楽とよく似ているという。



遠野の神楽には3つの流派があるが、女鹿神楽は遠野山伏系の神楽ということだろう。
一戸町の神楽は三明院系統の神楽ではあるが、この女鹿神楽はそれとは異なっていたが時代が移るに連れて習合してきた感じはある。

もっとも、遠野山伏神楽も八戸南部領から移り住んだ山伏が影響を与えたとすれば、北上高地をぐるっと巡って伝播したということも言えるか。

DSC05424.jpg

さて虎ノ口 
これは役付舞の一つとされ重要な舞となっています。

幕出し唄 〽 ヨーヤーハイ 虎の口 虎の口 ナーソラヤー
          ヨーホイ ご祈祷の舞だ ご祈祷の舞だ ナーソラヤー
DSC05427.jpg

本来は一人舞で、赤の荒面に鳥兜をつけての荒舞です。
印を結ぶ所作が多く、まさに祈祷舞といった感じです。

二戸市石切所の晴山神楽では、虎の口は山の神舞によく似ていて虎の口を長くしたのが山の神舞だとも言っているということです。(岩手の民俗芸能山伏神楽編 P51)

DSC05434.jpg

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.06.02 |

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