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2018.05.25 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

小友神楽 盆舞 平成27年11月22日 第38回一戸町郷土芸能祭

さて本日は平成27年開催の第38回一戸町郷土芸能祭から小友神楽の盆舞についてです。

由来については、一戸町教育委員会刊行の「一戸町の郷土芸能」を参考に引用します。

江戸時代末期に小友の権現社(現八坂神社)の別当であった田畑直治が、山伏神楽を地元の里人を集めて習わしたのが始まりという。

明治維新後の修験廃止により神職となったが権現様を遊ばせねばならず、そのために神楽衆を仕立てて幕神楽まで出せるようにしたということです。
また、小友とともに楢山の別当をしていた際にはそちらにも同様の神楽を伝授している。



その後、神楽組は戦争や高度経済成長時代の影響で若者が地域からいなくなった時期に衰退したものの、町指定文化財に選定される等継承に力を入れることになり今に至る。

DSC05166.jpg

さて盆舞です。
いわゆる膳舞であり折敷舞です。

膳舞は、岩手県内では神楽に限らず剣舞であったり田植踊でも余興的に出される演目です。

岩手県内陸部の膳舞でのお盆は四角の形ですが、この小友神楽始め盛岡以北では丸いお盆です。

この違いを考察するに、祭りの場で演ずる場合はどのような準備も可能なのでヘギ(四角の盆)で対応できるが、一戸のように門打ちで演ずるとなると携行簡便なものが望まれる。
そういったところから、当時様々な使い方に融通の効く盆が祈祷舞に用いられた結果が今日に至るのではないかと思う。

DSC05175_201805252000556d1.jpg

まあ、それとは別に今の若い人たちがこの神楽を演じていてくれることに感謝をしつつ、一戸の神楽を継承していって欲しいと願うばかりです。

DSC05176.jpg

動画でどうぞ。

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テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2018.05.25 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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