古内神楽 五條の橋 @ カグラメグル 鶏舞づくし
さて本日は、一関市は一ノ蔵で開催された「カグラ・メグル鶏舞づくし」から古内神楽さんで五條の橋です。
古内神楽さんの由来については定本から
「古くは大久保の春日神社の奉納神楽として別堂三学院が法印神楽を奉納して来たと伝えられている。
弘化年代(一八四六)徳右エ門が宮元となり同村下黒沢神楽から南部神楽の指導を受け古内神楽を再興した。
法印神楽時代のものと思われる型の古い神楽面も多く保存されており、とくに天保12年(一八四一)の年号のある蛇面は、昭和五一年六月一関市の有形民俗文化財に指定された。
初代宮元徳右エ門、二代阿部専治、三代菅原栄三郎、四代菅原万次郎、五代阿部永治、六代阿部卯右エ門、七代阿部竹左エ門、八代阿部清喜、九代阿部考吾である。」
と。
石造りの蔵の中での南部神楽というのもなかなか無いシチューションではありますが、ヨーロッパのミニホールで公演している雰囲気もあって、エキゾチックな感じがしないでもありません。蔵ビール片手に観たら最高だったろうなと。
閑話休題
源氏再興のため、鬼一法眼から多神通虎の巻物を奪い取り、兵法を身に着けて五條の橋に夜な夜な辻斬りするという悪党を退治に急ぎゆく所
そこへ武蔵坊弁慶が大薙刀を打ち振って牛若丸に襲いかかります
牛若丸が兵法を駆使して弁慶を打ち負かし、奥州平泉へと供に旅立つという場面
ところで、古内神楽さんは、平成になって5年ほど人員不足で活動休止の期間があったということでしたが、7年ほど前から消防団の方々が5人加入して取り組むようになり、活動再開できるようになったということです。
更に3年前に小学生と大人の4名が新たに加入して練習と舞台を積み重ねてきました。
この日の舞手もこの3年前に神楽を始めた方ですが、とてもキャリア3年には見えないうまさです。
動画でどうぞ。
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