朴ノ木沢念仏剣舞 一人怒物 切払い・熊払い @ 第51回胆沢郷土芸能まつり
さて本日は、第51回胆沢郷土芸能まつりから朴ノ木沢念仏剣舞さんの一人怒物で二演目。
切払いと熊払いです。
その前に朴ノ木沢念仏剣舞さんの由来について
「伝承では、平泉高舘の駄一郎が都鳥村(現南都田地区)に伝承。その後、寛政8年(1796年)都鳥村の長八より小山堀切、伊勢堂の平助に伝承されて始まったとされています。
(文久3年の石碑が残っている)
平成5年12月、「鬼剣舞」として、北上市と旧衣川村の3団体と共に、国指定重要無形民俗文化財の指定となりました。
兄頼朝と藤原泰衡の裏切りにより、奥州平泉で無念の最期をとげた、義経主従の亡霊が毎夜高舘に現れ、泰衡が亡霊退散を願い祈祷させたところ、釈迦の化身である一匹の猿が現れ、荒れ狂う亡霊達の中に交じり念仏を唱えながら踊る、亡霊達の心も安らぎ成仏したこという由来に基づく踊りです。」
ということなそうです。現在の代表は三田一男さんです。
朴ノ木沢念仏剣舞の伝承演目は、大念仏(胴取り)、一番庭、一番庭の狂い、三人怒物、八人怒物、一人怒物、引き剣舞としていて、一人怒物には猖則、切り払い太刀、熊払い太刀、新猖則、オッコミ、魔王、魔王くずし、オッコミくずしがあるという。
この舞は一人で舞うもので、亡霊の荒れ狂うさまを舞の中に取り入れたもので悪魔祓いの祈祷舞といえる。
切払いは、四方を祓い清める舞
熊払いは、二本の太刀を激しく振り祓います。
動画でどうぞ。
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