蓬田神楽 岩戸開 @ 第13回神楽共演石越大会
さて本日は、第13回神楽共演石越大会から蓬田神楽さんで岩戸開です。
その前に蓬田神楽の蓬田神楽さんの由来について南部神楽の系譜より
「舞草神社は一時期舞草穴倉地内に社地があった頃、神職が大権院神楽を奉納していた。
当時の神楽の師匠は、穴の倉の佐藤円吉、次いで蓬田大助であった。
明治初期、蓬田一族の氏神天神様に神楽を奉納するため、蓬田大助が庭元となり、東磐井郡長島村南部神楽の流れをくむ赤伏神楽の指導を受け、蓬田神楽を創設した。
初代庭元蓬田大助、二代伊藤寅之助、三代蓬田清吉、四代佐藤松治、五代蓬田稔である。」
とありますが、現在の代表は伊藤一さんでこの日も胴を取っておられます。
蓬田神楽さんの神歌は、初期の南部神楽を彷彿とさせます。
天児屋根命が出て、天照大神が岩戸に籠もった経緯を詳しく述べます。
神集い給えという天児屋根命の呼びかけに応じて、神々が次々に出現します
最初は、立雷之尊です。
次に天太玉之尊、手力男之尊が現れ、最後に天の岩戸の前でわざおぎせんと舞い出たのが天宇受売之尊です。
いつもながら車扇での舞が見事です。
さて、岩戸の外の賑やかさに誘われて、天照大神が岩戸を少し開けた所で、手力男之尊が岩戸を開けて、その扉を海中に投げ込みます。
この天照大神さんは小学5年生です。これからの成長が楽しみです。
目出度く岩戸が開いて世の中が明るくなったことを寿ぎ千代の御神楽、崩し舞です。
動画でどうぞ。
- 関連記事
