2017.10.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽 石川悪右衛門合戦 @第40回平野神社奉納神楽大会

さて本日からは、今日行われました第40回平野神社奉納神楽大会のリポートとなります。

ここ平野神社は、栗原市若柳に鎮座し、祭神は大鷦鷯天皇(仁徳天皇)ということです。山城国から勧請した神社ですが、維新前は「平野山若柳寺」と稱して羽黒派明学院であったということです。現在の若柳の地名のもとになっているということです。
敷地に新しい道路がかかるということで移動したので、今回が遷座20周年記念行事ともなっているようです。

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さて、そんな訳で神楽大会です。
審査結果は次のとおりでした、受賞チームの皆さんおめでとうございました。

優勝  栗原神楽(2年連続)
準優勝 長下田神楽
第3位 達古袋神楽
努力賞A 赤谷神楽
努力賞B 鶯沢神楽
団体奨励賞 白浜神楽
最優秀特別賞 佐藤 敬(栗原神楽)
演技賞 舞の部 佐藤 寿恵(大森神楽)
演技賞 声の部 千葉 良夫(白浜神楽)
演技賞 太鼓の部 小岩 弘征(達古袋神楽)
審査員特別賞  菅原 菜緒(鶯沢神楽)
   〃      水谷 徳秋(館下神楽)
宮司特別賞 佐藤 章(阿久戸神楽)

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ということで、トップバッターは、岩手県奥州市の狼ヶ志田神楽さんによる石川悪右衛門合戦です。

その前に、狼ヶ志田神楽さんの由来について(南部神楽系譜調査報告書より)

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、養ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

現在の代表jは高橋先雄さんです。
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さて演目は安倍保名に関するものです。
が、狼ヶ志田神楽さんの保名演目は、先日の胆江神楽大会での上演が40年ぶりということでした。

安倍保名が歴代の家系の再興を願って泉州信田の明神に参詣するところから始まります。

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そこへ、父親の病気平癒を祈願しに来た石川悪右衛門が病平癒の妙薬は狐の生肝と知り、狐を追い詰めますが、保名の陣幕周辺で見失います。

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石川悪右衛門が追い詰めた白狐は、難を逃れるべく信太の森にくると安倍保名の陣屋にあたります。

石川悪右衛門一統はこれを退治せんと追いかけて、安倍保名の陣屋にたどり着きます。

IMG_8004.jpg


そこで、白狐をめぐって両者の対立となり刀を抜きます。

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そこへ白狐が変化した藤倉僧正が姿を現して、両者の取り持ちをなして場を鎮めます。

IMG_8007.jpg


動画でどうぞ。


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2017.10.14 |

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