2016.10.11 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

寺崎法印神楽 魔王退治 @第39回石巻・桃生・牡鹿地方神楽大会

さて本日は、第39回石巻・桃生・牡鹿地方神楽大会から寺崎法印神楽で魔王退治です。

ついこの間、寺崎八幡神社の例大祭で見た演目ですが、会場が違ったせいか、また趣のことなる感じに盛り上がりました。


寺崎法印神楽さんの由来について宮城県民俗芸能(1)から

「寺崎の旧修験良寿院大館龍本坊という法印が、江戸時代前期に法印神楽を編み出したと伝え、寺崎をこの神楽の発祥地としているが言い伝えであり確証はない。桃生地方の浜神楽は奏楽も舞法も優雅華麗であり、俗に桃生神楽と称され人気が高い。寺崎の法印神楽はその中核をなしてきた。
元来は本吉神楽を基として伝わったとみられるが、笛の調べに桃生神楽特有の装飾音が付き、舞振りが派手に芸能化されている。大正3年に寺崎法印神楽団として氏子たちをも加入させて組織を確立した。女川町江島法印神楽、河南町和渕法印神楽のほか各神楽に指導をし、毎年寺崎八幡神社の祭礼を主として近在の神社祭礼において演じている。」

とあり、昭和48年に宮城県指定無形文化財となっています。現在の会長は小泉正之さんです。



最初に知驚が出て、事の成り行きを説明します。
「魔民来たって種々の災いをなす。如何に素戔嗚尊退治したまえやのう」

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と、そこで太鼓の拍子が盆踊り風になり、三匹の魔民(道化)が出て会場を沸かせます。
おまけにお菓子を蒔いてサービス精神たっぷりです。

DSC00611.jpg

そこへ、知驚の呼びかけに応じて素戔嗚尊が現れ、鬼退治となります。

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素戔嗚尊が鬼を一匹ずつ退散させ、最後に残った魔王に一喝します

〽 この国は神国なり。幾度来たって妨げをなすとも我またかくの如く。よって再び来たって害を為さずと汝ら一々手形を出せ。然らば六天に返すべし。如何に如何に!

魔王は堪らず 「御赦免 御赦免 然らば手形を差し上げん」と手形を残して逃げ去ります

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かくて鬼どもを退治した素戔嗚尊が太刀御神楽で舞い納めます。

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動画でどうぞ。

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2016.10.11 |

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