2016.10.08 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

北下幅神楽 権現舞 @第41回胆江神楽大会

さて本日は、第41回胆江神楽大会の最後の演目、北下幅神楽の権現舞です。

北下幅神楽は南部神楽の系統ですが、権現舞は山伏神楽のものです。
これには訳があります。

演目名は権現舞とありますが、実は稲荷田大権現が本来の名称です。
伝承は定かでないとしているものの、明治年間から北下幅地区内で交代制で正月の門付けが行われていた。
近年その伝承が困難になってきて途絶えがちになったが、10年程前に北下幅神楽の皆さんが受け継いで現在も1月2日に正月の悪魔祓いとして行っている。
今年の様子は拙ブログ参照⇒稲荷田大権現 正月の悪魔祓い



そうしたことから、北下幅神楽と権現舞は保持団体としては別団体です。

ですが、実は北下幅神楽にも権現舞があったようです。

「権現舞は下舞と言って、大正二、三年頃まで、先輩が稽古をしているのを見ただけで、健在な長老たちも実際に舞った記憶はなく、権現頭も今は残されていないという」 (平成4年発刊 水沢市教育委員会発行の「奥州胆沢下巾神楽」P35 引用)

これが北下幅神楽の権現舞なのか、稲荷田大権現のことをさしているのかは、現メンバーの方に伺った際もわからないということでした。

IMG_5905.jpg

権現頭は耳が動いて舌ありのもので、山伏神楽系統です。
おそらく江刺経由のものと憶測します。

IMG_9093_201610080855294f9.jpg

、最初に天狗が祈祷の祭文を唱えて祓い、次に権現舞を一人で舞います。
水塩を持った者と権現様が対になって舞いますが、この時に神楽唄がかかります。

〽 ヤエー あら塩の 潮の八百路の 八塩津の 塩の八百家に 神ぞ在すます

IMG_5912.jpg

動画でどうぞ。


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2016.10.08 |

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