2016.08.20 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ剣舞

黒岩鬼剣舞 回向、三人加護 @三陸みなと祭り2016

さて、本日は三陸みなと祭り2016から、円満寺で奉納した北上市からの特別出演、黒岩鬼剣舞についてです。

この三陸みなと祭りは旧三陸町のころから越喜来地区の住民による手づくりの盆祭りで、灯ろう流しや郷土芸能奉納などが賑やかに行わていました。
東日本大震災以降は、震災犠牲者の鎮魂供養も併せて行うとともに、復興支援とともに全国からも人が集うようになり、出演する芸能も多様になりました。

この黒岩鬼剣舞も、度々沿岸部を訪問して供養の念仏剣舞をしております。

最初に本堂に向かって回向をあげます。



黒岩鬼剣舞さんの由来は、黒岩の三坊木、舘地区(三舘地区)の住民が、平成14年(2002年)に二子鬼剣舞初代庭元及川充氏から指導を受けて始まった。
三舘鬼剣舞保存会を創立し、会長に小原藤一、鬼剣舞代表に多田実が就任した。
三舘鬼剣舞が創立10周年の節目を迎えるに当たり、平成23年2月に黒岩鬼剣舞と改名し、同時に二子鬼剣舞より二子流黒岩鬼剣舞の認定を授与された。
平成24年3月二子鬼剣舞2代目庭元及川栄悦氏より、黒岩鬼剣舞代表多田実に秘伝書相伝と黒岩鬼剣舞初代庭元と認める認定証が授与された。

ということです。

岩崎鬼剣舞から滑田に伝わったのが明治30年、そこから二子に伝わったのが昭和26年ということで、黒岩鬼剣舞さんはいわゆる滑田系ということです。

IMG_5745.jpg

で、回向に続いて三人加護です。
三人加護は滑田系にのみ伝承される踊りで、最初に黒面と赤面の2人が舞い込んで緩い調子で扇舞を踊り、続いて白面が背中に幣束を2本差して神楽拍子に乗って2人の間に割って入り三人舞となります。

IMG_5769.jpg

最後に幣束を天に投げて舞納める。
この幣束投げは本来は家の軒に飛ばして刺すのだそうです。神楽の山ノ神の幣束飛ばしと同じ呪的要素があると思います。

IMG_5771.jpg

動画でどうぞ。



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2016.08.20 |

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