出羽神社田植祭り 小田代神楽 御神楽
今日は冬に逆戻りした感の寒さ。暖房機を再び起動したりして。
さて、昨日の続き出羽神社の田植え祭りであるが、境内をめぐる練り行列について。
行列の役のひとつに神馬があるがこれは田の作業をする馬を象ったものと思われるが、馬の首形には「江刺郡羽黒堂村、施主久兵衛、文政四年六月十五日」とある。1821年の年号だから200年前の祭りに際して寄進されたものの様である。
早乙女の被る笠には紙幣が貼り付けられている。これは田楽の要素ともいえ、
鍬をふるう男のあとに続いて、手にした閉扇を早苗に見立てて田植えの仕種をしながら輪になって巡る。
そして、鍬の男の前には昼飯を掲げた孕女がつく。
これは豊穣の予祝であり感染呪詛の段事として祭りの重要な位置をしめている。
祭りのあとに神賑として神楽殿で奉納が行われた。
小田代神楽さんの御神楽 動画でどうぞ。
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