行山流口内鹿踊 廻向・二番庭 @如意輪寺奉讃
さて本日は、第55回北上みちのく芸能まつりから、行山流口内鹿踊の如意輪寺奉讃についてです。
口内鹿踊の伝書によれば
「文化11年(1814)に江刺郡稲瀬村上門岡(現 北上市稲瀬町上門岡)の六郎治から、上口内村草刈場の市太郎に伝授」したとあります。その後、一時中断したものの昭和47年から熊谷保等の指導により、昭和51年に免許相伝を受けているということです。
上門岡鹿踊は金津流であったらしいというこですが、現在の姿は行山流山口派の又助の系統で鹿頭の後ろにも行山に文字が入っています。されど、やはり金津流も混じっているような。
さて、演目に入る前に、寺の境内で回向です。
中立が三光を踏みます。
その後に、回向太鼓で廻り回向をあげます。
次に二番庭です。
三人狂いで、次々と燕返しを繰り出すがダイナミックです。
この日の気温は34度ぐらいでした。
いかに夏踊りとはいえ、装束太鼓合わせて30kgぐらいあるので、苛酷な条件での踊りです。
動画でどうぞ。
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