2016.06.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

館下神楽 御所の五郎丸狩屋めぐりの場@第12回神楽共演石越大会


さて、ということで本日はトップバッターの館下神楽さんによる御所の五郎丸陣屋巡りの場についてです。

その前に館下神楽さんの由来について

「昭和五三年四月、田中安雄が庭元となり神楽愛好者数人が、志波姫の刈敷神楽佐藤典雄師匠の指導を受け、舘下神楽を創設した。刈敷神楽は、栗駒町栗原神楽の佐藤正吉師匠の指導により復活したという。
初代庭元田中安雄、二代目は曽根英寿である。」

保持する演目で代表的なのは御所の五郎丸陣屋巡りの場、法童丸庭園の場、安倍保名一代記 等となっています。

現在の代表者は柳澤良夫さんです。

胴は近藤菊雄さんです



この演目はいわゆる曽我物の中の一節で、父の敵討を志した曽我兄弟が敵役が富士の裾野の巻狩りに出陣すると聞いて、その陣屋に討ち入りしようとしたことから始まります。
栗原地方の神楽では、こういった曽我物がたくさん演目として取り入れられて人気を博していますが、これは南部神楽で上演する前の年代で、奥浄瑠璃などの語り物芸が村々を渡り歩いた時代に人々の中に深く浸透していたことの現れだと思います。

演目の内容はこうです。
建久四年(1193年)、源頼朝が催す富士の巻狩に参加することになった曽我十郎祐成、五郎時致の兄弟は、その場に実父・河津三郎の仇、工藤祐経も来ることを知り、仇討ちを決意します。

兄十郎祐成と

DSC07873_20160618185527adf.jpg

弟五郎時致です。

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しかし、源頼朝の主催する巻狩りでは、従者の小大名の幕内も警護が固く、容易に近づけないことを知ります。
一の木戸 ニの木戸を通り抜けることができた兄弟も三の木戸で往生します

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そこで、御所の五郎丸が兄弟の面接をするのですが、兄弟の心根を知った五郎丸により通ることを許されます。
そして、陣屋の木戸を守る宮形八郎重房の詰問にも手下の者共と言い張って逃れることが叶います。

DSC07880_20160618185533a69.jpg

五郎丸の温情により父の仇敵工藤祐経の紋所を教えら、曽我兄弟は見事仇討ちを遂げるのでした

DSC07888.jpg

動画でどうぞ。

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2016.06.18 |

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