2016.03.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽 水神明神@第37回志波姫神楽鑑賞会

さて本日は、第37回志波姫神楽鑑賞会から岩手県奥州市衣川の大森神楽さんの水神明神についてです。

その前に大森神楽さんの由来について

「大森神楽は昭和45年7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭の佐々木久雄(直木賞作家、三好京三)氏と当時衣川村の教育長で大原神楽の師匠、小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりである。その後学校教育と関わりあいながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。平成10年3月に大森分校が閉校になり、保存会としてスタートした」

とあります。現在の代表は佐藤吉訓さんで、この日も胴を取っておられます。



この水神明神は、南部神楽ではサンヤ舞と言われる荒舞の部類に属するもので、物語性というよりは、手印を結んだり、修験の足踏みを型とするなど、祈祷色の濃い演目です。
水を治める神々の争いを諌め、平等に配分したことから、田植え、雨乞い、井戸祓い等の水にまつわる行事の時に演じられてきたということです。

冒頭の幕山し歌は、
〽 サンヤー 水神明神は 水神明神は サンヤー

IMG_2532.jpg

神楽幕を激しく揺らしながら東の水神明神が出て印を結びながらのサンヤ舞です。
続いて西の水神明神が出て、互いに領地を譲らず、戦いになります。

IMG_2550.jpg

そこへ割って入ったのが豊葦原瑞穂の国を治める猿田彦です。
東西の水神明神に国分けを命じて、めでたく千代の御神楽となります。

IMG_2554.jpg

さて、この後舞手が装束をあらためる間に、いつもの恒例によって、胴取殿の撥車です。鮮やかな撥裁きを御覧ください。

IMG_2571_20160307210218f11.jpg

そして崩し舞となります。
これは、刀を持って祓い清める山賊崩しとなります。迫力あります。

IMG_2577.jpg

動画でどうぞ。

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2016.03.07 |

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